水虫（白癬）は皮膚に感染する真菌が原因で起こります。全身の皮膚どこにでも起こり得ますが、この真菌は湿った環境を好むため足の指の間や足の裏、鼠径部など、湿気がたまりやすい部位に発生しやすいのが特徴です。国分寺市で水虫にお悩みの方は、お気軽に恋ヶ窪皮膚科クリニックへご相談ください。

原因は主にトリコフィトンという種類の真菌による感染です。症状としては皮膚の赤み、かゆみ、ひび割れ、水ぶくれなどが挙げられます。特に足の指の間に症状が現れることが多く、不快感を伴います。

水虫の治療には、抗真菌薬の外用剤や内服薬が使われます。外用剤による治療が主体ですが、重度の感染や局所療法だけでは改善が見込めない場合には経口抗真菌薬（飲み薬）を使用することもあります。
治療には時間がかかることが多く、完全に治癒するまでに数ヶ月を要する場合があります。

水虫は適切な診断と治療を行うことで完治が可能です。診断には直接顕微鏡による鏡検が必要で、これはご自宅ではできません。見た目の症状だけで判断し外用薬を使ってしまうと「実は水虫ではなかった」ということがあったり、受診した時点ですでに塗っていた薬の影響で正確な診断ができないことがよくあります。疑わしい症状に気づいた際には皮膚科専門医の受診をお勧めします。
また、感染の再発や他人への感染を防ぐためには足を清潔に保ち乾燥させることが大切です。公共の浴場や更衣室を利用する際には、サンダルの着用をお勧めします。