「粉瘤(ふんりゅう)」って一体なに?できやすい人の特徴と対策|恋ヶ窪皮膚科クリニック|国分寺市・恋ヶ窪駅で皮膚科・美容皮膚科なら

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「粉瘤(ふんりゅう)」って一体なに?できやすい人の特徴と対策|恋ヶ窪皮膚科クリニック|国分寺市・恋ヶ窪駅で皮膚科・美容皮膚科なら

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こんにちは!

ふとした時に皮膚の下にぷっくりとしたしこりを見つけて、驚かれた経験はありませんか?痛みがないからと放置していると、ある日突然赤く腫れ上がったり、嫌な臭いがしたり…。それはもしかしたら粉瘤(ふんりゅう/アテローマ)かもしれません。

今回は、この厄介な粉瘤について、粉瘤ができやすい人の意外な特徴と、効果的な対策について詳しくお話ししていきます。

 

粉瘤とは?身近な場所に潜む皮膚のしこりの正体

粉瘤」という言葉を聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。粉瘤とは、皮膚の中に袋状の構造ができ、その中に本来は垢(あか)として剥がれ落ちるはずの角質や皮脂が溜まっていく良性の腫瘍のことです。

見た目はドーム状に盛り上がったしこりで、中央に黒い点(開口部)が見られることもあります。特に顔、首、耳の後ろ、背中、わきの下、股など、毛穴の多い場所や、擦れやすい場所にできやすい傾向があります。例えば、デスクワークやドライバー業務など、座っている時間が長い仕事をされている方は、お尻や太ももに粉瘤ができやすいことがあります。

通常は痛みを感じませんが、炎症を起こすと赤く腫れて強い痛みが生じたり、破裂して内容物が出てくると独特の悪臭を放ったりすることもあります。放置するとどんどん大きくなることがあり、日常生活に支障をきたす場合もあるため、早めの対処が大切です。

 

自己流ケアは危険!粉瘤を悪化させるNG行動

「しこりを見つけたから、自分で潰してみよう」「ニキビのように絞り出せば治るだろう」そう考えて、自己流で対処しようとする方がいらっしゃいますが、これは非常に危険な行為です。粉瘤を無理に潰そうとすると、皮膚の下にある袋が破れて内容物が周囲に漏れ出し、強い炎症を引き起こす可能性があります。

さらに二次的な細菌感染を起こしやすくなり、化膿して痛みや腫れが悪化したり、治りが遅くなったり、さらにはしこりがより硬くなってしまったりするケースもあります。

また一度炎症を起こしてしまうと、その後の治療が複雑になり、きれいに治りにくくなることもあります。

自己判断で触ったり、無理やり潰したりすることは絶対に避け、皮膚科専門医にご相談ください。

 

粉瘤、放置しても大丈夫?当院の治療方針

粉瘤は良性の腫瘍ではありますが、自然に治ることはほとんどありません。むしろ、放置すればするほど大きくなり、炎症や感染のリスクが高まります。特に、見た目の問題や、衣類などとの摩擦による痛みが気になる場合は、早めの治療をおすすめします。

当院では、粉瘤の基本的な治療として外科的切除を行っています。炎症を起こしていない状態であれば、局所麻酔を用いた日帰り手術で、粉瘤の袋ごと完全に摘出します。これにより再発のリスクを抑え、見た目もきれいに治すことが可能です。

炎症を起こしている場合は、まず抗生物質の内服や、切開して膿を出す処置を行い、炎症が落ち着いてから改めて手術を計画します。患者様の状態やご希望に合わせて、最適な治療法をご提案させていただきますのでご安心ください。

 

粉瘤の予防と再発防止のためにできること

粉瘤の発生を完全に防ぐことは難しいですが、いくつか対策を講じることでリスクを減らすことができます。まず、日頃から肌を清潔に保つことが大切です。特に汗をかきやすい時期は、シャワーなどで体を清潔に保ち、毛穴の詰まりを防ぎましょう。ただし、ゴシゴシ洗いすぎると肌に負担がかかるため、優しく洗うことを心がけてください。

もし繰り返し粉瘤ができる、複数箇所にできるといったお悩みがあれば、当院にご相談ください。症状や体質を詳しく拝見し、それぞれの方に合った予防策や治療法をご提案いたします。

国分寺市や近隣にお住まいで、粉瘤にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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